地元ライターが丹波市の"観光情報"と"人"を紹介！

工芸の店かぶら（KABURA）は、柏原町の歴史的な街並みにある、丹波の大切な文化である「丹波布」や丹波及び周辺地域の工芸品を紹介するお店です。また、こちらのお店は、丹波布工芸品を購入することができる数少ないお店の１つです。

KABURAは、2017年の10月22日に、丹波布技術認定者有志６人によって、オープンされました。現在は、5人で運営されています。丹波布技術認定者とは、丹波布伝承館にて、2年間の修行を経て、技術が認められた者を指します。

代表の千尋さんは、2008年に伝承館を卒業し、さらに1年間専修生として技術を磨き、その後3年間丹波布の講師をされていました。講師をしながら、自宅での制作を経て、KABURAのオープンに至りました。

代表の千尋さんは、「丹波布の良さを伝え、身近に感じてもらいたい」という想いで活動に取り組まれています。そのために、出来るだけ丹波布を多く使った作品が、店内には置かれています。

そのほかにも、品質へのこだわりとして、縫製などをしっかりとし、店頭に商品を置く際は、運営5人の目でしっかりと確認、検品した品質の高いものだけが厳選されています。

KABURAでは、丹波布が使われた反物から、お財布、バッグ、コースターなど様々な製品の他に、竹かご、和紙といった丹波及び周辺地域の工芸品を販売しております。ぜひ一度、お店の方まで足を運ばれてはいかがでしょうか。